背中まで45分。
こんにちは、こちらは雨が上がって、日射しがだんだん強くなってきました。
今日は、人形の背中です。
人体の背中というのは、他の部分よりも、脂肪がつきにくいように思います。その分背骨や肩甲骨が浮き出て、わたしはそこにエロチックなものを感じます。
ただお尻は、若い娘の、無防備でいて張り切ったお尻にしたいのですが、なぜかバストと同じで、わたしの癖で垂れ下がり気味になります。
なぜでしょうね?(笑)
井上陽水さんの楽曲で、「背中まで45分」という曲があって、昔、沢田研二さんが歌われていたそうです。
なんて、背中の持つエロチックさを表現したタイトルでしょう?
井上陽水さんも、沢田研二さんも、誰もが認める美声の持ち主というか、天から祝福されたとしか思えない声。
わたしは、容貌以上に声といものは、遺伝とか、環境とか性格とか以上に与えられしものだと感じます。美しい声といのは、何物にも代えがたい根源的な価値だと…。
わたし自身は、いつまでもその自意識が鳴っているような子供の声で、イヤになります。
人形が、夜中にいきなり問いかけてきたり、動き出したら、わたしは狂喜乱舞する自信があるのですが、案外作り手は、それが絶対自らは声を発しないことを知っています。人形が怖い方もいらっしゃるので、わからない感覚かもしれません。
ただ、彫像やフィギュアと違い、球体関節の動く気配といったものが好きです。
この子はどんな声なんだろう?
今日も来ていただいて、ありがとうございます。