季節はずれの怪談2。「夕焼け小焼けで…。」
里山の人形師 coconooです。
こんにちは。
先日、バス停でバスを待っていると、
向こうから、かわいい黄色い帽子の、幼稚園の年長さん組らしき男の子と女の子が
手をつないで歌を歌いながらこちらに来ます。
「♪ 夕焼け小焼けで
気が触れて〜
山のお寺の鐘が鳴る〜。」
いやいやちょっと待て…^_^。
ちょっと待て君たち…。
そこまでしか、歌は知らないらしく、また繰り返します。
「夕焼け小焼けで、気が触れて〜。」
私は彼らの後ろから、「日が暮れて〜。」と、重ねて歌うと
二人は恐る恐る、ゆっくりと振り返り、「気が触れて〜。」
わたしは「日が暮れて〜。」
二人は「気が触れて〜。」
何度かやり取りしつつも、ジリジリと遠ざかる二人。
(だ、駄目だ。このままでは、不審者おばちゃん、否お姉さんに認定されてしまう…^_^。)
「夕焼け小焼け」作詞:中村雨紅 作曲:草川信
わたしは「まぁ、寺山修司的文学的世界観ではあるか?」と思い、
二人ににっこり笑顔で手を振るのでした。(笑)
今日も、来てくださって、ありがとうございます。