初音ミクさん。「微笑みの意味。」
里山の人形師 coconooです。
こんにちは。
お人形が苦手な方は、閲覧注意です。
久しぶりの、初音ミクさん?ちゃん?をイメージしたお人形です。
なんだか、微笑んでいるような…。
牛乳のあとが口の周りに残っているような…。
まだ、眉もないのですが、思わず写真に撮りました。
微笑みといえばレオナルドダビンチ「モナリザ」ですが
以前テレビで、単なる口元の筋肉動きだけではなく、感情の「顔の非対称性」が重要だという、ドキュメンタリーを見たことがあります。
右半分は笑っているのに、左半分は泣いている…とか。
ダビンチといえば、墓を掘り起こし、死体を解剖し筋肉や骨を勉強したことが有名ですね。
今はアナトミー(解剖学)の本があるので、そんなことはしなくても済みますが…^_^。
(すごいな。レオナルド。)
わたしとしては、ミケランジェロの「聖母」みたいな微笑を、と無謀且つ高い高いイメージを立体で再現したいのですが…。
話しはまた飛びます。
わたしは、電車の中でよく他の人の、ある「特定部位」をじーっと見つめる癖があります。
もちろん、その時々の人形制作のためですが、
たとえば「耳」を凝視している人間がいたら、それはたぶんわたしです。
不審者ではないので見かけても、そっとしておいてください。
そうでなくても、疲れたときや落ち込んだとき
(わたしも時には疲れたり、落ち込んだりする。)
ぼやーっと、おじさんやお姉さんの、ちょっと「不機嫌そうな顔」をみて
「どんな顔で笑うんだろう?」と想像して
ひとりクスクスします。
そのうちに、自分もだんだん元気になる。
笑顔の意味。今そこになくても、そんなチカラがあること。
笑顔の裏にさまざまな感情が複雑に渦巻いているとしても…。
まず自分に向けられる笑顔を大切にして、できれば自分も笑いたい。
大概の人は、どんな苦虫を噛み潰したような顔をしていても、不思議と想像できます。
でも、たまに想像すらできない方もいて、その人は勝手に「危ない人」と思っています。
皆さんも、お試しください。
今日も、来てくださって、ありがとうございます。
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