響け!ユーフォニアム。「きゃっきゃ、うふふ、しくしく、じめじめ。」
里山の人形師 coconooです。
こんにちは。
わたしは、特別なアニメファンではないのですが、
今期必ず観ているのが「響け!ユーフォニアム2」です。
かなり、人気なアニメのようで、第一期からブログでもたくさんの方が取り上げられ、概ね賞賛されています。
その2期。
すごく良いアニメです。
高校の弱小だった吹奏楽部が、全国大会を目指しがんばる…。
それがスポ根の「燃え」でも、オタクの「萌え」でもなく
丁寧に丁寧に「少女」の関係というものを描こうとしていて
わたしはその「きゃっきゃ うふふ しくしく じめじめ」な感じを
毎週楽しみにしています。
(わたしは、番組放送ではなくドコモの「dアニメ」で後追い鑑賞しています。他の配信サービスでもあると思いますので、見逃した方は是非。)
そして、このアニメの面白さは
主人公、黄前 久美子さんにある。(←あまり誰も言わないが…)
実はこの主人公、その「きゃっきゃ うふふ しくしく じめじめ」な感じ。
少女同士の「友情以上レズビアン以下」な一歩手前の危うげな感じに、
本当は馴染めず、本音ではどこか「めんどくさいなぁ~。」と
客観的に醒めてみていて、それが2期になると確信的に演出されている。
一言で言えば、少し男っぽい。
もっと言うと「おばちゃん」である。
(わたしも、高校のころはこんなだった…。)
瑞々しい少女達の中の「おばちゃん」が混じっている、面白さ。
この「おばちゃん」感覚が、
物語全体を甘く通俗的なものから遠ざけ、全体の魅力を出しているように思うのですが…。
ファンの方いかがです?
さて、そんなこのアニメをお好きな方。
わたしの感想に共感いただける方に。
演劇界では知らない人もいない、世界的劇作家であり演出家「平田オリザ」さんのはじめての小説。
わたしにとって、2012年の小説ベストです。
こちらは演劇部を舞台にした、青春小説。
そして、その映画化。
「ももいろクローバーZ」のメンバーが主演。
とてもいい演技です。アイドル映画ではなく、彼女たちが苦手な方こそ、是非。
踊る大走査線の本広克行さんメガホンを握り、監督をされています。
この映画もとても良いです。
忘れていた「少女」だったころを、思い出す…。
ご興味があれば、是非。
今日も、来てくださって、ありがとうございます。
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