♥□□▽△「神が細部に宿るなら。」
里山の人形師 coconooです。こんにちは。
現在、メインで制作中の少女人形、足の裏です。
生まれて芝生の上しか歩いたことのないような足にしたいのですが、「わたし、この足で、人生の辛酸を踏み越えて来ました…。」って感じになります。
どうしてでしょうね?(オホホホッ 笑)
足の指の腹って、自分に向かって親指から、♥(逆)□□▽△ というカタチをしています。
解剖学の本を見ると、骨がホントにそんなカタチをしています。
まだまだ途中なのですが、神様に宿って貰えるように、少しずつ少しずつ詰めていきます。
わたしにとって、人形作りは、今は趣味のひとつですが、いつか作家だと言いたいです。それでお金にならなくても、それがわたしの生きる力の芯にしたい。ただ好きなだけでなく、生きるときになくてはならないような…まだまだ、その覚悟がないんですね。
公募展示とかをすると、「売ってくれ。」と、ちゃんと人形作家の相場を提示される方がいらっしゃいます。名前もない、わたしにとっては、ありがたいお話なのですが…、それまでかけた時間や思い入れをお金にできなくて、「まだ一体目なので…ゴニョゴニョ。」と、その度にお断りしていました。
そういう意味では、わたしはプロではありません。
でも、わたしはプロではなくても、作家でありたい。
coconoo-kyuutai-doll.hatenablog.jp
今日も、来てくださって、ありがとうございます。