「クラッシュ」マイベストナンバー. 映画。
里山暮らしの人形師 coconooです。
こんにちは。
昨日、素敵な、というか?
打ちのめされる映画を見たので
そのご紹介。
←ネタバレは、なるべくない方向で
わたしの映画のベスト10に、いきなり入りました。
2004年のアカデミー作品賞
イーストウッド監督の「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本家
ポール・ハギスという方が、監督・脚本。
←その情報だけでも、今まで見なかったのが、自分でも不思議。
ミリオンダラー・ベイビーもベストNo.映画です。
冒頭の交通事故のシーンから
物語は、その一日半前にさかのぼることから始まります。
人種差別、そこから生まれる偏見、他者への憎悪。
特に前半は観ているだけで、
胸が蓋がれ、哀しみに苦しいほどです。
物語は、簡単に好転などせず
ただ、時間とともに
それぞれの登場人物のピースが
ジグソーパズルのように組みあがり
一枚の絵
「アメリカはここまで壊れている」のだ
しかし「その中でも、共感はあり得る…。」
ということが描かれてゆきます。
観終わった後
哀しみや絶望だけではない、
なにか達観した、
爽やかな冷静さというものが
自分の中に感じられる映画です。
マット・デイロン サンドラ・ブロックが
差別者側として好演しているのも
見どころです。
単なる人間賛歌ではなく
ミステリーやアクションでも、もちろんない
←題名が悪いとも思いますが……。
この作品を、なんと表現すればいいのでしょう?
機会があれば是非!!
以前ご紹介したマイ・ベスト映画はこちら
今日も、来てくださって、ありがとうございます。