「概念になった少女」魔法少女まどか・マギカ。
里山暮らしの人形師 coconooです。
こんにちは。
アニメファンなら、多くの方が知っている、
大変話題になった作品「魔法少女まどかマギカ」。
今日は、そのお話。
わたしは、テレビシリーズしか見ていないのですが…、
願いを一つ叶えた代償として、魂を切り離された=すでに「人」ではない
「魔法少女」となり、
人類の敵「魔女」と戦うことになった少女たち。
いずれ、自分たちも「少女」から「魔女」になることを知り
強大な力を持つ主人公・鹿目まどかは、魔法少女という「概念」へと自ら昇華し
ほかの魔法少女たちを助け、魔女を打ち倒す。
個人的な観方ですが、そんなストーリーだったかと…。
概念:ある事物の概括的で大まかな意味内容 (大辞林第三版)
人それぞれ経験や性格などで、考えや感じ方は違うけれど、
その言葉で想起する事柄は、言葉にするなら概ねこういうこと…。
そういう理解でいいのでしょうか?
「時間」や「空間」「生物」「文学」「幸福」も概念ですね。
そんなものに、一人の少女がなる物語。
それはもう、人ですらない。
今日から、あなたは「幸福」という概念として生きてください。
といわれたら、その過酷さを考えるに
耐えきれないだろうな…と思いながら観ていました。
まだ見ていない方、興味を持たれた方は
どうぞアマゾンプライムで。
そんな風に、「概念」と「象徴」は似ている。
「象徴」とは、わたしたちの想像を超えた
苛烈さなんだろう…というお話でした。
今日も、来てくださって、ありがとうございます。