coconoo doll

素敵な大人になりたいものだ。 coconoo doll は、球体関節人形の制作日記です。あと、ガーデニング DIY エンタメも少し。

「好奇心は、始め暴力のカタチを取る。」坂津さんとシンクロ二シティ。

里山の人形師  coconooです。

こんにちは。

 

 

タイトルの台詞は、冲方丁 作(「天地明察」の作者)

SF小説マルドゥック・スクランブル」に出てくるセリフで

「好奇心、これこそが暴力の本質だ。」

そしてこう続く

「そのことに、耐えられる者こそ、人間と呼ぶべきだ。」

 

原作の小説も良いのですが、

(後半のカジノシーンは圧巻です。)

大今良時さん(女性 「聲の形」)の漫画版も、

女性の感性が感じられて、グロいのですが好きです。

少女の再生の物語。

SF好きの方、以外にもお勧めです。

 

さて、「好奇心…。」

わたしもそう思う。

親身な友情も、妻への愛情も、異性への劣情も

全て「好奇心」が源泉にある。

そして、それは暴力のカタチをしている。

それが良い悪いではない。

そういうものなのだ。

 

わたし達は、余程注意して「他人」に触れないと

相手を傷つけてしまう。

気遣いですら、好奇心の暴力になり得るのだ。

 

人間たるには、高いハードルがある。

 ラジオや時計を分解してしまう、

虫を、カエルを殺してしまう、男の子のように…。

 

D.フィンチャーの大好きな「ファイトクラブ」は

その真逆の話。

またの機会に…^ ^。

 

 

さて、ここで話は飛躍するのですが…。

この小説に、全てのカードをシャッフルしても覚えている

人間技とは思えない、ディラーが出て来ます。

 

彼との対決が、小説の山場なのですが、

彼は、シンクロ二シティー 〜 エンパシーの意を含む

共時性:偶然の一致ではなく、起こるべくして起こる、他人との同時性。

超エゴの共有から起こると考えられていますが、

ここでは、そのことが見えてしまうエンパシーの高い超共感性もさす。)

の持ち主で、相手の考えていることが見えてしまう。

 

「今、〇〇って思ったな!」て言う

サトリの化け物ですね。

 

実は、わたしにもその能力があって

会社の会議中に、相手の心、

「あぁ、早く終わらないかなぁ〜。」は誰でも分かりますが……^ ^。

「そんなことは、〇〇から言っても、現実味がない。」とか

「昨日は、妻にとうとう言ってやったぜ。」とか

「この休みは彼女に逢える。久しぶりだなぁ。」とかが、分かります。

 

「デートプランは今は辞めて。あと、そのお店あまり美味しくないよ。」

と言うと、ビックリされます。

 

彼のディラーは、その能力を

愛する兄を喪ったことをきっかけに、手に入れるのですが…。

 

www.coconoodollblog.net

 

今日は、怖いお話をしてみました。

坂津さんが、火曜日に一部わたしのことに触れられると聞いて

わたしも、この記事を火曜日の11:30分に上げようと思います…。

(今1/22日曜日 12:30です。)

 

 

今日も、来てくださって、ありがとうございます。