coconoo doll

素敵な大人になりたいものだ。 coconoo doll は、球体関節人形の制作日記です。あと、ガーデニング DIY エンタメも少し。

仕事とは何か?「金を出すヤツが偉いのか?」

里山の人形師 coconooです。

こんにちは。

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わたしとは? 

師弟とは? 

他者への想像力とは? 

音楽とは? 

公共の場とは?と来た「とは?シリーズ」ですが…。

また、これといった答えはない問い。

とうとう「仕事とは?」です。

 

まず、生きてゆくためには、食ってゆくためにはお金がいる。

不労所得や自給自足は除いたとして

労働の対価としてお金が必要。

日本国憲法でいうところ、の勤労は権利であり、労働はそもそも義務なのだし…。

では労働は、突き詰めるところ「稼動」に対する「時給」なのか?

自営業と企業では、差異はあるだろうけれど

わたしの時間や能力や作業量や、その上で得られる成果が

勘案され、数値化された「時給」なのだろうか?

間違いではないだろう「対価」なのだから。

 

その多寡や、そこから生まれる競争原理は

その価値を求める人には有効だが、

労働そのものに価値を認めない人間、

「苦痛」や「我慢」の対価と感じているひとは

個人の労働に効率を求めて、

なるべく働かないほうが効率はいいということになる。

 

だから、「ルール」や「管理」は、働かない人を無理やり働かせる

ほとんどが一律、底上げの理論であり、

自ら働こうとする人間を、往々にしてつぶしてしまう。

 

今、若い世代のモチベーション低下は、酷いことになっているそうだ。

 

そりゃ、「自分にあった仕事をしたい。」とか言っちゃうんだものなぁ。

そんなものありはしない。幻想です。

あなた自身が売り物になるなら、既にそうなっているはずです。

世の中の成り立ちは、善悪を超えて、結果として今あるべき姿をしているのであり、

至極、合理的なものです。

「仕事」は見つけたり、自分で作り出したりするものではなく

誤解を恐れず言うなら、「与えられる」ものです。

(起業家でもそうです。)

単に会社からとか、上司からとかの問題ではなく…。

社会やお客様から「与えられる」ものだと、思っています。

 

組織が大きくなると、仕事は細分化・特化され、分かりにくくなるが

「対価」は本来、「給料」というカタチを取っていても

組織が払ってるわけではなく、利益を再分配しているものだ。

 

利益は「お客様」が、サービスや商品の「対価」として払ったもの。

「お客様」がいなければ「労働」もない。

(戦時下やイデオロギーの違いは除く。)

自由経済下では、「お客様」の満足や笑顔が「対価」に化けるはずなのだと思いたい。

 

だから、「お客様は神様です。」とはならない。

話しはまったく逆で

お客様から与えられた仕事をするヒトと、

その仕事を必要とするお客様は、権利と義務において対等だと思います。

 

金さえ払えば、モノでもサービスでも自分のものだというのは

さもしい勘違いではないだろうか?

 客からの要求が高くなり、自分が客になったとたん、

その仕返しとばかりにクレーマー状態になると、よく聞きます。

 

「仕事」とは?

売り手と買い手の関係自体を、両方で作り完成させることであって欲しい。

 

いま、商売でもそれ以外でも

人間の関係性そのものがデフレ化している

わたしは、それが許せない。

 

www.coconoodollblog.net

 

坂津さん(id:sakatsu_kana )さんのマネをして

「例え話」にしたかったのですが、いつも以上にとっちらかりました。

すべては、わたしの一個人の意見です。

賃金労働していない人を責めるものではなく、ましてや主婦・主夫を批判しているわけではありません。

なんだかこういう記事は、補足や言い訳が増えてしまいます。

坂津さんの苦悩や怒りやたじろぎが、わかる気がする。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

あぁ、最後に、「仕事」だけではなく

「幸せなのは権利ではなく、義務なのです。」(初音ミクさん)

 

 

 

今日も、来てくださって、ありがとうございます。

 

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