夏といえばホラー。「幽霊(お化け)にならないように気をつけていること。」
里山の人形師 coconooです。
いきなりなタイトルですが、わたしは霊感ゼロの人間で、実際には霊体験をしたこともありません(笑)。
幽霊が怖い苦手な方も、安心してお読みください。ちょっとへんてこな事を思いついたので、ここに記しておきます。
そもそも幽霊というのは、世に未練とか後悔とか怨みを残しているために幽霊になると言われています。きっとそうなのだろうと、思うと気の毒です。
嫉妬や怨嗟、後悔や慚愧に堪えない思い…。
それは生きているわたしにも、どうしようもなく訪れて、自分が自身の思いに囚われて身動きさえとれなくなることがあります。
そんな時、わたしは幽霊になるってこういう事なんだ、と思い至りました。
生きていても死んでいたとしても、自分自身の思いに縛られている状態がずっとずっと続くことなんだ…。それはとてもとても辛いことだと思います。
周りの、何故か嫉妬心にかられて攻撃的な、抑圧的なくせに子供のような自己肯定感が強く、損をしていないか?だけに気を配り…そんな人は既に幽霊かもしれません。
わたしも若い頃はそうだった気がします。何事も器用なだけで、競争することが得意なだけの承認欲求が強い小さな人間…^_^。
ただ、一年半ほど前に健康を損ない、この夏また再発。今は復帰途中ですが、多分身体の弱いわたしは、既に人生の折り返しを迎えている気がしています。
わたしの身体の中の半分は、既に死を内在している感覚。今後は幽霊にならないように気をつけて生きていきたい。
先日のはてなさんの「今週のお題」で、募集していた「映画の夏」を書いていて、感じたことです。
coconoo-kyuutai-doll.hatenablog.jp
暑い夏日が続くようですが、朝夕の風に涼しさも混じるようになってきました。
もうすぐ夏も枯れる。
庭に落ちた、軽くなった蝉の死骸を集めながら、黙っていても季節は巡っているんだ、と感じました。
今日も、来てくださって、ありがとうございます。