恋のリーマンショック。「恋の期間は、9週間1/2。」
里山の人形師 coconooです。
こんにちは。
わたしのブログの読者の方々には、
もう既に、お分かりだと思うにですが、
わたしは、凄くモテる。(笑)
というか、モテた。(小学生高学年から高校生まで)
特別、可愛いわけではなく、実際「可愛げ」もないのだが、
黒髪ロングヘアーで、いつも伏し目がちの大人しい子は、需要がそれなりにあった。
当時、ケータイはあったが、持っている子供なんて居なくて、
ポケベルは中学時代から流行り出したが、
わたしは持たないままだった。
毎月、一度以上は、決まって講堂の裏とかに呼び出されたり、
手紙を貰った。
(今の子供たちの恋愛事情は、スマホとかで大きく変わっているんだろうなぁ…。)
不思議なことに、告白?は大体月末にかけて集中していました。
わたしは、女友達に「生理じゃないんだから…。」(←本当に可愛げがない。)
と言いながら、本当に心底嫌だった。
相手は、わたしより(165cm〜)大きな男の子が多くて、
人気ものだったりして、
それが余計に、
女同士の軋轢を生んだり、振られて勝手に傷ついた男の情念?みたいなものが、邪魔くさかった。
どうして?ふるほうが「ごめんなさい。」って、謝らなけれいけない?
とか、思っていました。
たまに付き合うこともあったのですが、
全然面白くなく、大切にされても、自分の女扱いされても
わたしには「モノ」扱いされている感覚しかなくて、不愉快でした。
そんなある日、「お前ら童貞か?フォークダンス事件」があり…。
それはコチラ。
あぁ、わたしの青春時代も終わったな。
「わたしの株も大暴落だ。」(←ココがリーマンショック 笑)
と、思っていたら、
更にモテだしてしまいました。
結局「心が開かれているかどうか?」より
「カラダが開いていそう…。」というのが、良いんだな!
と、わたしは思い、暗い少女時代を過ごしたわけです。
大学生からは、
このサバサバしたというか?
バッサバッサの性格が、一目で見破られるようになって
わたしの「モテキ」は終了したのでした。
それで、映画「ナインハーフ」。
若い頃のミッキーロークが見たいと思って、観た映画です。
Amazonプライムでも観れるようです。
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1980年代半ばの公開だったと思いますが、
当時、過激なエロチック・ラブロマンスとして、一世を風靡したようです。
お互い全く知らないもの同士が恋に落ち、
彼女をSMちっくに、奴隷のように、モノのように扱いが
エスカレートする男。
その彼に、歓びを感じる女。
マネをした、黒歴史を持つ男女も多いのではないでしょうか?(笑)
しかし、それはお互いの現実の姿を知ってゆくことで、壊れてしまう。
成熟しているはずの男女が、お互いの愛し方を見つけられないまま、
別れてしまう。
恋が恋のままであるのは
自分に内在化した恋に恋する最大期間は、
持って9週間と半分…。
そんな映画です。(←個人の感想です。異論もあるかと?)
昨日、改めて観て
初めて観た時のセンセーショナルな感じは薄れていて
通底する「もの哀しさ」の方が、胸に来ました。
わたしも大人になったのか?(笑)
しかし、キム・ベイジンガーは雨が似合う。
ずぶ濡れ、泥だらけが映える女優だなぁ〜。と、思いました。
今日も、来てくださって、ありがとうございます。
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